【第3回】プラトン「イデア論」と「同一性」の探求ー「テセウスの船」の思考実験
プラトン(紀元前427年 - 紀元前347年)は、古代ギリシアの哲学者であり、ソクラテスの弟子でもあります。彼はアテナイに「アカデメイア」という学園を設立し、西洋哲学の基盤を築きました。
プラトンの「イデア論」は、彼の哲学の中心に位置する概念です。これは、現実世界の物事は「イデア」と呼ばれる永遠不変の本質の影に過ぎないとする考え方です。この理論は、私たちが感覚で捉える物質的な世界が真実ではなく、「イデア界」に存在する理想的な形こそが真の現実であると主張します。
今回は「同一性」という概念に注目して、「テセウスの船」という思考実験を使いながらプラトンの「イデア論」について考えていきたいと思います。内容は以下の通りです。
[内容]
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